【パジュ英語村インタビュー】英会話スクール先生の引率体験談

韓国英語村パジュ国際交流キャンプ

2019年春休みキャンプにスクールの生徒さんに引率してパジュ英語村国際交流キャンプを見学された、新潟県の英会話スクール講師の石附先生に、ご感想をお伺いしました。

 

なぜパジュ英語村国際交流キャンプへの参加を決められたのですか?

いくつかの海外英語キャンプを調べていたのですが、どれも費用が高かったり、時差があったり、移動時間が長かったりと、小学生で初めて海外に出るという生徒たちにはかなりハードルが高いものばかりでした。一番近いセブ島でもフライト時間が6時間かかり、小学生には厳しいだろうなと感じていました。そんな時にパジュ英語村を知り、時差もなく、移動時間が少ないということで、これだと思いました。

私のスクールは低年齢から通い始める生徒が多く、一番早い子は2歳から始めています。そのためどうしても英語学習が間延びしてしまうので、間に何か刺激を作ってあげたいということもあり、今回パジュ英語村国際交流キャンプに私も引率して参加することにしました。

昨年の秋ごろに資料を取り寄せ、教室のハロウィン発表会の時に保護者に読んでもらえるよう、発表会のプログラムに英語村のパンフレットを差し込んだところ、保護者からも興味を持っていただき、今回の参加となりました。

 

参加した生徒さんたちの反応はいかがでしたか?

キャンプ終了後に生徒たちに「何が一番楽しかった?」と聞くと、「一番はない!」って答えたんです。「一番は決められない、全部楽しかった!」と口々に言っていました。

パジュ英語村のプログラムはバラエティに富んでいて、子どもたちは毎日飽きずに全てを楽しめたようです。特に、スライム作りやクッキングが楽しかったようですが、海外に初めて行く子どもたちにとっては機内食ひとつ取っても楽しく刺激的だったようです。

また、パジュ英語村の施設がとても充実していて、調理室、実験室、ロールプレイ施設など、毎回違う教室で授業が受けられることも楽しめた要因のひとつだと思います。そして英語村の中のコンビニでの買い物も、「ごっこ」じゃなく本物の体験を親元を離れてできたことは、とても刺激的な海外経験になったようです。

 

生徒さんに変化はありましたか?

とてもあります!レッスンに対する姿勢がすごく変わり、とにかく積極的に発言するようになりました。

参加したご家庭は英語に力を入れていて、私たちの市で行っている海外派遣に将来チャレンジしようと目指しているような子どもたちなのですが、パジュ英語村に行く前は控えめで、わかっていても発言しないという雰囲気でした。
それが帰国後は間違いを恐れずに発言するようになり、レッスンが大変活性化されました。

その理由のひとつは、韓国人の子どもたちの積極性に刺激を受けたことです。レッスン中の韓国人の子どもたちの熱量はすごく、どんどん発言していました。自分の発言を聞いてほしい、という子どもたちばかりだったので、それにつられて日本人の子供たちも徐々に発言するようになっていましたね。

もうひとつの理由は、パジュ英語村の先生方の、生徒の発言の拾い方です。間違っていても「Good Try」で拾ってくれるので、とても発言しやすい雰囲気がありました。否定せず「そういう意見もあるよね」と認めてくれることで、日本人の子たちにも「間違えてもいいんだ」という意識の変化があったのだと思います。

 

英語の先生の目から見たパジュ英語村のレッスンはいかがでしたか?

私自身もたくさん刺激を受け、大変勉強になりました。先生たちにこそ見てもらいたいですね。

子どもたちが積極的に発言するようになったのと同時に、私自身のレッスンスタイルも影響を受け、帰国後はレッスン自体がとてもアグレッシブになっています。生徒の発言をどんどんポジティブに拾い、「言うことって良いことなんだ」「間違うことがxではなくて、言うことが〇なんだ」という意識改革ができました。英語村の先生から、子どもたちから発言を引き出すヒントをもらえました。

科目によって先生が変わったことも良かったですね。色々な国籍の先生がいたので、色々な発音の英語を聞くことができます。普段のレッスンでは標準的なアメリカ英語を聞くことしかないので、子どもたちには衝撃で、得意不得意はあったようですが、「どの人がしゃべる英語も英語なんだ」ということが知れた良い機会だったのではないでしょうか。

そして、教科書で学ぶのではなく、実験やクッキングなどバラエティに富んだ活動を英語で行うことで、子どもたちも飽きることなく参加できていました。

 

韓国の子どもたちとの交流はいかがでしたか?

授業中の様子でも触れましたが、韓国人の子どもたちの熱量と控えめな日本人の子どもたちとの違いを実感しました。話に聞いてはいましたが、目の前で見て納得しました。これは日本人の子どもたちにとってはとても刺激的で驚きだったと思います。

寮でも韓国の子どもたちのほうからどんどん関わってくれたので、とても良い雰囲気でした。つたない英語でなんとなくコミュニケーションしている姿が印象的で、どうやって友達になろう、伝えたいけど伝えられなくてもどかしい、という感じでした。でもその経験が英語を覚える良いきっかけになっていたと思います。
最後にはメール交換もしていたので、今後の交流につながるといいですね。

 

スクールや他の生徒さんへの影響はありましたか?

参加した子たちと私自身の変化もあり、スクールの雰囲気も変わりました。ちょうど年度の切り替えで4月にクラス替えがあり、テキストも新しくなったこのタイミングでレッスンの雰囲気も変えられたことはとても良かったと思います。

参加した生徒のレッスンに対する姿勢が変わったことでみんなが発言しやすい雰囲気になり、他の生徒にも良い影響を与えてくれています。

2020年の学習指導要領改訂に先駆けてテキストも変わったのですが、このタイミングでパジュ英語村で得られたことも導入できたのが良かったです。

 

今後、パジュ英語村キャンプをどのように活用していきたいですか?

まずパジュ英語村でその後は別の国、というのではなく、パジュ英語村を定例化していきたいなと思っています。毎年は難しいかもしれませんが、2年に1回でも生徒を連れて行きたいですね。

私たちの住む地域ではまだまだ小学生のうちから海外へ行くということが一般的ではないので、先生が一緒に行ってくれるという安心感もありますし、保護者もそれに向けて準備をしていけるかなと思います。

家族と離れてひとりで海外に行ったという自信にもなりますし、参加する年齢によって得られることも変わってくると思うので、成長を感じられる場にもなるのではないかと思います。

 
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